製パン工場への高処理能力スタッカー導入事例

製パン工場にスタッカー・アンスタッカー導入を行い、生産効率の向上を実現したプロセス改善事例です。

食パン製造メーカーが店舗拡大に伴い、新設工場を建設されるという経緯があり、厚箱（コンテナ・634×450×156H）用のスタッカー装置の導入を行いました。

導入前は、人手で行っていましたが、新設工場設立に伴い、洗浄機の導入に合わせてスタッカー装置の導入も行うことで自動化を検討されていました。

そこで当社より段バラシ・段積み機をご提案しました。

具体的には、各店舗から製パン工場に10段積みで戻ったパン箱を段バラシ機でばらし、洗浄機に1個ずつ投入。洗浄後はストックし後工程に必要なタイミングで必要数を投入する仕様としています。

ポイントは下流ラインからの空箱供給の指示が出るまでストレージコンベヤ上で10段積みの山でバッファを持たせている点です。

スタック方式はパン箱を3個並べて供給し、3山同時に作っていきます。最終的には3つの10段積みの山ができた後に、ストレージコンベヤで待機する仕様を提案しました。処理能力は1,500コンテナ/時間（2.4秒/コンテナ）です。

段バラシ機・段積み機はもちろん、その間をつなぐストレージコンベヤまで一貫して設計・製作が可能です。お困りの案件がありましたら、お問い合わせください。

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